前回、生前整理を行うメリット～残された家族編～をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか？どなた様かのお役に立っていただけたら幸いです。
さて、今回は生前整理をするご本人自身の重要性についてもご紹介していこうと思います。

生前整理をすることで、自分の死を迎えるまで有意義な時間を過ごす事が出来ると考えられています。
(1)元気なうちに自分の意思で片付ける事が出来る
自分の持ち物なので、出来れば自分で片付けるのが良いですし、大切な物や高価な品を捨ててしまう心配が無くなります。片付けをしながら、大切な書類関係である証券や印鑑、通帳などをまとめておくのも忘れないようにしましょう。特に証券などはペーパーレスの場合も多いので、注意が必要です。
(2)今までの人生を見つめ直す機会が出来る
平凡に生きていると、自分の今までの生き方や出来事をサッと流してしまう人も多いかと思います。ですが、死に対して意識する機会を持つと、今までの人生を見つめる機会ができます。この機会にお世話になった方や大切な人に思いを書き綴っておくのもお勧めします。
(3)自分の気持ちや考えを家族に対して示す事ができる
最近では生きているうちに自分の葬儀の計画を立て、生前予約をするケースも増えているようです。もし事前予約した際には、必ず家族に伝えておくようにしましょう。
また終末期医療の問題として、延命治療や尊厳死などについて、自分がどうしたいかを家族に改めて示しておくのも良いかと思います。
(4)やり残した事やこれからの目標を持つことが出来る
自分の人生を見つめ直した事で、やり残した事・やりたい事を発見する事ができます。
それはこれから生きる活力にきっとなるはずです。

ひと昔前ですと、生前整理をしたりすると縁起が悪いと言われていました。しかし今では、死に向き合い「元気であるうちに自分の事はやっておきたい！」と思う人が増えてきています。
死は皆に訪れます。自分自身また残された家族の為にも、生前整理を行い、充実した時間を過ごしませんか？
生前整理を行うメリット～残された家族編～でも書かせて頂きましたが、当社では遺品整理士や終活カウンセラーも在籍しています。お手伝い出来る事があれば、ご連絡ください。
あなたらしい終活を応援しています。